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セットアップガイド

ステップ1: 開発環境のセットアップ

DevBlueprintの補助スクリプトを実行したり、将来的に開発を行うためには、いくつかのツールのインストールが必要です。

1. Gitのインストール

  • Git for Windowsをインストールしてください。
  • インストール時に、Git Bashも一緒にインストールすることをお勧めします。

2. GitHub CLI のインストール

  • コマンドラインからGitHubを操作するための公式ツールです。
  • GitHub CLI公式サイトからインストーラーをダウンロードし、インストールしてください。
  • インストール後、ターミナルでgh auth loginを実行し、GitHubアカウントと連携させてください。

3. Node.js のインストール (nvm-windows推奨)

補助スクリプトの実行や、Webフロントエンド開発に必要です。複数のバージョンを管理できるnvm-windowsの利用を強く推奨します。

  1. nvm-windowsのインストール:

    nvm-windowsのリリースページからnvm-setup.zipをダウンロードし、インストールします。

  2. Node.js LTS版のインストール:

    PowerShellを管理者として開き、以下のコマンドを実行します。

    nvm install lts
    nvm list
    nvm use [インストールされたバージョン番号] # 例: nvm use 20.15.0
    

  3. デフォルトバージョンの設定 (推奨):

    新しいターミナルを開くたびに自動で特定のNode.jsが使われるように、デフォルトバージョンを設定しておくと便利です。

    nvm alias default [バージョン番号] # 例: nvm alias default 20.15.0
    

  4. 最終確認:

    新しいターミナルを開き、以下のコマンドでバージョンが表示されることを確認します。

    node -v
    npm -v
    

【トラブルシューティング】nodeコマンドが見つからない場合:

nvm use ...コマンドが正しく実行されたか確認してください。 新しいターミナルを開いた際に、毎回nvm useを実行する必要がある場合があります。

```powershell
> nvm use 20.15.0
Now using node v20.15.0 (64-bit)
```

【トラブルシューティング】PowerShellでnpmスクリプトが実行できない場合:

PowerShellの実行ポリシーが原因の可能性があります。以下のコマンドでポリシーを変更してください。

```powershell
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
```
確認ダイアログが表示されたら、`Y`を入力してEnterを押します。

4. Python のインストール (pyenv-win + Poetry/PDM 推奨)

Pythonスクリプトの開発や実行に必要です。複数のバージョンを管理できる pyenv-win と、モダンなパッケージ管理ツールである Poetry または PDM の利用を強く推奨します。

  1. pyenv-winのインストール:

    • pyenv-winのリリースページ の手順に従ってインストールします。
  2. Pythonのインストール:

    • PowerShellで以下のコマンドを実行します。
      pyenv install 3.11.5 # プロジェクトで利用するバージョンを指定
      pyenv global 3.11.5
      
  3. Poetry または PDM のインストール:

    • プロジェクトの依存関係を管理するために、いずれかのツールをインストールします。
    • Poetry: 公式ドキュメントの手順に従います。
    • PDM: 公式ドキュメントの手順に従います。
  4. 依存関係のインストール:

    • プロジェクトのルートで以下のコマンドを実行すると、pyproject.toml に基づいて仮想環境が作成され、ライブラリがインストールされます。
      # Poetryの場合
      poetry install
      
      # PDMの場合
      pdm install