05.設定ファイル
このセクションでは、JSON, YAML, Markdownなど、ソースコード以外の設定ファイルやデータ記述形式に関する規約を管理します。
これらのファイルは、プロジェクトの設定やドキュメントの基盤となるため、一貫したスタイルで記述することで、ヒューマンエラーを防ぎ、可読性とメンテナンス性を高めます。
前提
ここにリストされている全ての規約は、01.共通コーディング原則の思想を、各ファイル形式に適用するものです。
対象ファイル形式の規約一覧
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- APIのレスポンスや設定ファイルで利用されるJSONの、インデント、キーの命名規則 (
camelCase
)、データ形式(ISO 8601日時)などを定義します。
- APIのレスポンスや設定ファイルで利用されるJSONの、インデント、キーの命名規則 (
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mkdocs.yml
やGitHub Actionsのワークフローファイルで利用されるYAMLの、インデント(スペース2つ)、クォーテーションの使い分けなど、エラーを防ぐための厳格なスタイルを定義します。
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- このドキュメントサイトを構成するMarkdownファイルの、見出し、リスト、コードブロック、注釈(Admonition)などの記述スタイルを定義します。これは、01.ドキュメント規則の要約版としても機能します。
自動フォーマッターの活用
このカテゴリで扱うファイルは、その多くがPrettier
のような自動フォーマッターに対応しています。
手作業での整形は避け、ツールによる自動化で一貫性を保つことを強く推奨します。