03.Markdown コーディング規約
このドキュメントでは、DevBlueprint
内でドキュメントを記述する際の、Markdownの基本的な記述スタイルと規約を定めます。
一貫性のあるスタイルは、ドキュメントサイト全体の見た目を統一し、可読性を高めます。
ドキュメント規則との関係
このドキュメントは、01.ドキュメント規則で定められた、より包括的なルールのうち、記述スタイルに関する部分を抜粋・要約したものです。 ファイル命名規則や要求IDの利用ルールなどの全体的な規定については、そちらを参照してください。
1. 基本方針
- 自動フォーマット: Markdownファイルも、
Prettier
による自動フォーマットの対象とします。これにより、インデントやリストの記号などが自動で統一されます。 - 方言: GitHub Flavored Markdown (GFM) を基本とします。
2. スタイルガイド
2.1. 見出し (Headings)
- H1 (
#
): 各ファイルのタイトルとして、ファイルの先頭に1つだけ使用します。 - H2 (
##
)以降: 本文中のセクションは##
から始め、見出しレベルを飛ばさずに、###
、####
と階層を正しく使用してください。
2.2. 強調 (Emphasis)
- 太字: アスタリスク2つで囲みます (
**太字**
)。 - 斜体: アスタリクス1つで囲みます (
*斜体*
)。 - 打ち消し線: チルダ2つで囲みます (
~~打ち消し線~~
)。
2.3. リスト (Lists)
- 順序なしリスト: ハイフン (
-
) を使用し、インデントには半角スペース2つまたは4つを使用します。(Prettier
が自動で統一します) - 順序付きリスト:
1.
のように、数字とドットで記述します。
2.4. リンク (Links)
- 相対パス: ドキュメント内の他ページへのリンクは、必ず相対パスで記述します。
- 例:
[01.共通コーディング原則](../../01_共通規則/01_共通コーディング原則.md)
- 例:
- リンクテキスト: 01.ドキュメント規則で定められた命名スタイルに従います。
2.5. コード (Code)
- インラインコード: バッククォート (
`
) で囲みます。(例:const a = 1;
) - コードブロック: トリプルバッククォート (
```
) で囲み、必ず言語指定を行ってシンタックスハイライトを有効にします。```csharp public class MyClass { }
2.6. テーブル (Tables)
- Markdownの標準的なテーブル構文で記述します。
Prettier
がカラムの幅を自動で整形してくれます。
2.7. 注釈 (Admonition)
Material for MkDocs
の注釈機能を積極的に活用し、読者の注意を引くべき箇所を明確にします。- 種類:
note
,info
,tip
,success
,warning
,danger
,example
,quote
などを適切に使い分けます。!!! warning "注意" この操作は元に戻せません。
2.8. 図表 (Diagrams)
- フローチャートやシーケンス図などを記述する場合は、Mermaid構文を利用します。
```mermaid graph TD A --> B;
3. リンティング
markdownlint
の利用を推奨します。- VSCode拡張機能を導入することで、見出しの階層が飛んでいる、リストのインデントが不適切である、といったスタイル違反をリアルタイムで検出できます。