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00 リリース基本方針

概要

本文書では、DevBlueprint プロジェクトにおけるリリース活動全般の基本方針を定めます。 全てのリリース関連活動は、この基本方針に基づいて実施されます。

1. 適用範囲・対象

1.1 適用範囲

本リリース規定は、以下の成果物・環境に適用されます。

  • 成果物

    • 本プロジェクトで開発・管理される全てのソフトウェア成果物
    • Webアプリケーション、API、CLIツール、ライブラリ
    • ドキュメントサイト、設定ファイル、スクリプト類
    • 内部ツールやユーティリティ
  • 環境

    • 本番環境(Production)
    • ステージング環境(Staging)
    • テスト環境(Testing)
    • 開発環境(Development)への正式リリース

1.2 対象外

以下は本リリース規定の対象外とします。

  • サードパーティ製ライブラリや外部サービスのアップデート
  • 個人的な実験やプロトタイプのリリース
  • 緊急時の一時的なホットフィックス(ただし、事後的に本規定に従う)

2. 用語の定義

2.1 基本用語

用語 定義
リリース 開発された成果物を、指定された環境に配置し、ユーザーが利用可能な状態にすること
バージョン セマンティックバージョニング(MAJOR.MINOR.PATCH)に基づく成果物の識別番号
リリースノート エンドユーザー向けに、新機能・改善・修正内容を分かりやすく記載した文書
CHANGELOG 開発者向けに、技術的な変更履歴を時系列で記録した文書
リリースブランチ リリース準備のために作成される専用のGitブランチ
タグ 特定のコミットにバージョン番号を付与するGitの機能

2.2 リリースタイプ

タイプ 説明 バージョン変更例
メジャーリリース 互換性を破る変更を含むリリース 1.5.2 → 2.0.0
マイナーリリース 新機能追加を含む後方互換リリース 1.5.2 → 1.6.0
パッチリリース バグ修正のみのリリース 1.5.2 → 1.5.3
ホットフィックス 緊急性の高いバグ修正リリース 1.5.2 → 1.5.3

3. 権限・責任

3.1 リリース関連の役割

役割 責任範囲 権限
プロジェクトオーナー リリース方針の決定、最終承認 全リリースの承認・却下権限
リリースマネージャー リリース計画・進行管理・品質確保 リリース可否判定、リリース実行
開発者 コード品質確保、テスト実施 機能実装、単体・結合テスト
品質管理者 総合テスト、品質基準確認 リリース前品質チェック

3.2 承認フロー

3.2.1 通常リリース

  1. 開発者 → コード実装・テスト完了
  2. 品質管理者 → 品質基準チェック
  3. リリースマネージャー → リリース可否判定
  4. プロジェクトオーナー → 最終承認

3.2.2 ホットフィックス

  1. 開発者 → 緊急修正実装・テスト
  2. リリースマネージャー → 影響範囲確認・リリース判定
  3. プロジェクトオーナー → 承認(事後承認可)

3.3 リリース判定基準

以下の基準を全て満たした場合のみ、リリース実行を承認します。

必須基準

  • 全ての自動テストが成功している
  • コードレビューが完了している
  • セキュリティチェックが完了している
  • ドキュメントが更新されている
  • バックアップが完了している

品質基準

  • パフォーマンステストが基準を満たしている
  • 互換性テストが完了している
  • ユーザビリティテストが完了している(UI変更時)

4. リリースの基本原則

4.1 品質優先

  • 品質に問題がある場合は、リリースを延期する
  • 不具合修正よりも、根本原因の解決を優先する

4.2 段階的リリース

  • 本番環境への直接リリースは原則禁止
  • 必ずステージング環境での検証を経る

4.3 可視性の確保

  • 全てのリリース活動は記録・追跡可能とする
  • ステークホルダーへの適切な情報共有を行う

4.4 リスク管理

  • リリース前にロールバック手順を確認する
  • 影響範囲を事前に特定・評価する

5. 関連文書

本基本方針に基づき、以下の詳細文書で具体的な手順を定めます。

6. 参考資料


改訂履歴

  • v1.0.0 (2025-01-19) - 初版作成